Saucière

W 180 D 90 H 150/mm
Material/ faïence
soldout

19世紀前半1824〜40年頃のChoisy le Roiのお品物で、一羽の白鳥がモチーフとなった
ソーシエールです。
羽根の1枚、1枚が美しく表現されていて、大変美しいフォルムとなっています。

残念ながら、両方の羽根の付け根に、各3cmほどのヒビがございます点と、
本来は、底面にプレートが一体となっていたものと思われ、
脚元側面には、プレートを取り外された(削り取られた?)形跡が残っています。

肩からのヒビ割れは、裏面(内側)まで達しているものなので、水を張るには注意が必要となりますが、
中にガラスカップなどを入れる形であれば、花器としてとても素敵になりそうです。

底裏面のホールは、製作時から開けられていたものですので、カップ内部に入れた水が
このホールから抜け出てしまう事や、水漏れなどはありませんが、
洗浄した際などは、裏底から水が浸入してしまう場合がありますので
洗浄後はしっかりと拭き取ったり、よく乾かして頂ければと思います。