Cadre

W 123 D 7 H 170/mm
Material/ metal,glass
Stock 1

合金製に型圧し成型で作られた、19世紀末頃のフレームです。
小さめながら、大変凝った装飾で、鈍く黒ずんだゴールド色がシックな雰囲気となっています。

ガラス板も付属しており、フレーム内径は幅(下底)35mm、上底57mm、
高さが75mmほどとなっておりますが、大変薄くて脆い裏爪を広げて、
裏台紙を取り外す形状のため、何度も中身を入れ替えて飾るような
用途には不向きです。
(爪は現在26箇所あります)

元々はスタンドのようなものが付いていた形跡がございますが、
現在は上部コードでの吊り下げ(コードは入荷後の後付けですが、銀糸の古いコードです)、
もしくはコードを外して、細い釘留め等でも取り付けできるかと思います。

フレーム下部、右側のヴィサージュに、やや目立つ緑青と錆欠けがございますが、
大変美しいお品物となっています。